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Japan Greenwash Summit

気候よりも利益を優先し、
日本のエネルギー転換を阻害しています

アジアがネットゼロを達成しないようにするために、パートナーシップを戦略的に活用

自らの気候を壊す行動を棚に上げて、業界ロビイストや政策立案者、大臣らは巨額の予算を使って最新のエネルギー市場動向を懸念しているふりをしています。

この画像には、創造的な表現の一環としてAI生成要素が含まれています.

日本が米国における汚いガス(LNG)事業に対して提供している公的および民間融資の額

50%

気候を破壊するガス(LNG)の輸出設備に対して日本が提供している世界の公的支援の割合

2.9%

第1位

1億5400万

トンのCO2

日本が米国における汚いガス(LNG)事業に対して提供している公的および民間融資の額

見せかけの変革を促進するために
コラボレーションを取り入れる

ジャパン・エネルギー・サミットは、グローバルなエネルギーコミュニティとJERAなどの企業が集い、時代遅れの化石燃料を維持しようとする努力をねぎらい合う場です。

2024年6月3日〜5日に東京で開催される6回目のイベントでは、LNG・ガス、水素、アンモンニアなど、日本のエネルギーミックスの主要な燃料を深く掘り下げる議論を行います。(化石燃料の使用を長期化する方法を議論することがまだ「移行」の一部と見なされているようです)。

サミットでは、化石燃料が気候危機に拍車をかけている事実を見事に無視するのに役立つあらゆる情報を入手できます。

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「気候破壊テック」を支持する日本

エネルギー転換のアンチヒーローである日本は, 有効性が実証されていない高リスクな技術を推進し、ネットゼロに向けたロードマップからアジアの国々を巧みに脱線させています.

 

日本が立ち上げた「アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)」は、LNGのほか、石炭およびガス火力発電所におけるアンモニアや水素の混焼、CCSに依存する、なんとも素晴らしい計画を推進しています。アンモニア混焼は、改修した既存の石炭火力発電所でアンモニアと石炭を一緒に燃焼させることを示します。排出削減には何の役にも立たず、汚い石炭を燃焼し続けるだけです。ガス発電所での水素の混焼も同樣に、化石燃料の使用を延長します。また、水素の95%はガスから作られています。

 

信頼性が高くより安価な再生可能エネルギーを利用するより、化石燃料にしがみ続けることを優先しています。

JERAの環境への「コミットメント」

JERAは、バングラデシュやパキスタンなどのアジア諸国においてLNG事業を積極的に推進する旗振り役となっています。環境への「コミットメント」を示すのに、地域住民や生態系に大きな被害をもたらす事業に投資する以上の行動はありますか?JERAの環境汚染への投資には脱帽させられます。

地元に損害を与えるJERAの出資事業

Conference

フリーポートLNG:
2022年の爆発

人為的なミスと作業員の過労、配管の誤操作が原因となり、2022年にフリーポートLNGにて爆発事故が発生しました。本事業は、日本が官民連携で金融支援を行い、JERAと大阪ガスが出資しています。爆発事故以来、フリーポートLNGは 「信頼性の欠如」 に苦しんでいます。地元住民は安全性に関する懸念を払拭できずにいますが、フリーポートLNGは対話の場を設けていません。LNG施設や化学工場から排出される汚染物質は、地元のエビ漁業とそれに頼る人々の暮らしに被害を与えています。

チョットグラム:
炭素爆弾

JERAと三井物産、そして日本政府は、バングラデシュのチョットグラムに炭素爆弾を落とそうとしています。同地域ではおよそ20GW規模の石炭およびLNG火力発電所を新設する計画が立てられており、日本と米国の企業が公表されている海外出資者の3分の2を占めています。バングラデシュでは、化石燃料の燃焼による大気汚染がもたらす健康への悪影響から、毎年7万3千人もの人々が回避可能な死を余儀なくされています。

Conference

フィリピン:
LNGの拡大

JERAは、LNG開発およびアンモニア混焼技術を推進しているアボイティス・パワーの27%を所有しています。JERAとアボイティスは、新しいLNG発電プロジェクトの開発およびフィリピンの既存石炭火力発電所でのアンモニア混焼利用の検討に取り組んでいます。しかし、これらの企業は化石燃料の使用を延長し、地域社会や生態系に悪影響を与える技術を推進しているため、抗議活動が増えています。

碧南火力発電所:
高コストな混焼

JERAは日本政府の助成を受け、碧南火力発電所の大型商用石炭火力発電機において、アンモニア混焼の実証実験を行っています。アンモニアのほぼ全量が天然ガスと石炭から作られています。アンモニア混焼は高コストであり、エネルギーを大量に消費するうえ、健康に深刻な被害をもたらす石炭火力発電所の使用を長期化させることにもなります。

Conference

バロッサガス田:
ティウィ諸島の先住民族の権利を侵害

オーストラリアにおけるバロッサガス田開発事業は、完成すれば年間1560万トンもの二酸化炭素を排出し、ティウィ諸島の手つかずの自然を破壊する恐れがあります。また、海洋生物はもとより、神聖な伝統行事や風習を脅かすことになります。

 

JERAはサントス社が計画する同ガス田の権益12.5%を取得しており、国際協力銀行(JBIC)もまた同事業に対して3億4600万米ドルの融資を行っています。バロッサガス田は、JERAが参画するダーウィン液化基地とパイプラインで接続されます。

 

同事業は2004年から計画されていたにも関わらず、ティウィ諸島の先住民族がこの開発について協議(コンサルテーション)を受けたのは、2022年に彼らがこの問題について連邦裁判所で勝訴した後のことです。

化石燃料のパートナー・
支援者
JERA:
LNG推進者
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日本政府:
地球の破壊者
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国際協力銀行(JBIC):
化石燃料の支援者
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「フィリピン各地で展開される市民運動、そして地域社会は、再生可能エネルギーへの100%転換という明確な目標を掲げており、それがフィリピンにとっては真に有益な唯一の選択肢なのです。日本の政府や政府機関は、その妨げとなるような行為をすべきではありません。」

 

ジェリー・アランセス

エグゼクティブディレクター

エネルギー・エコロジー・開発センター(CEED)

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化石燃料から脱却する時

日本政府とJERAは、エネルギー転換から脱線し、化石燃料の使用を長期化する技術を推進することをやめるべきです。その代わりに、JERAは再生可能エネルギー事業の開発を加速すべきです。再生可能エネルギーを開発しながら化石燃料を拡大すると、世界の気温上昇を1.5℃に抑える努力が台無しになります。

私たちはJERAに対して、以下のような形で化石燃料から脱却するよう要請します。

計画されている天然ガス・LNG関連事業を全て中止する。

バングラデシュ、ベトナム、オーストラリア、米国、その他の国で提案されている天然ガス・LNG関連事業から撤退する。

地域住民と連携し、再生可能エネルギーを活用したエネルギーシステムの開発に取り組む。

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フリーポートLNGの前で抗議する気候活動家たち

最新のニュースとプレスリリース

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Louisiana communities are suffering from Japan-funded LNG exports

Climate Home News | Published on 09/04/2024

開催時間

2024年6月3日: 9時00分から18時00分まで 2024年6月4日: 9時00分から18時00分まで 2024年6月5日: 9時00分から13時00分まで

ウェブサイト協力
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#JapanGreenwashSummit

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